普通の看護師から、専門看護師になるには?
普通の看護師から専門看護師になるには、次のような条件を満たさないといけません。
・看護師免、保険師、助産師のいずれかの免許を取得していること
・看護系大学院の修士課程を修了していること
・通算5年以上の実務経験があること。そのうち3年以上は専門分野の看護経験をしていること。さらにこのうち1年は修士課程の修了後の実務経験が必要。
これらの条件を満たして、初めて専門看護師の認定試験を受けられるのです。
認定試験の内容は1次審査(書類審査)と2次審査(口頭試問)で構成されており、この試験に合格すると晴れて専門看護師になることができます。
ただ、試験に合格して専門看護師の資格を取得したからといって、そこで終わりではありません。
認定を受けた場合、5年ごとの更新があるので、一定条件を満たさないと更新できなくなります。
専門看護師という資格は、1996年にスタートしたばかりなので、まだ歴史が浅い資格ですが、スキルアップのために取得される看護師も増えてきています。